無駄だけど無駄じゃない。
よく無駄な時間と言うけれど、本当に全てが無駄な時間なのか?
平日仕事をしている人にとって、土日の時間を無駄にしたくないと思っている人が多いのではないかと感じる。
無駄=生産性のないといった意味であり、生産性を求める人にとってできるだけ省きたいのは当然であろう。
しかし、それらを全て省いたらどうなるか、
『間違いなくパンクする。』
人間は、1日に35000回もの決断をするとされている。体を動かし続けていると疲労するのと同じように、それだけの数決断をすれば脳が磨耗することは避けられない。
漫画を読む、テレビを見る、散歩をする、一見無駄のような時間に見えて実は、
脳を休めたり、心をリラックスさせる役割があり、本当に自分が力を発揮したいときに発揮できるような状態を保つことが可能になるのではないかと考えている。
組織においても同じことが言える。
働きアリの法則と言われるように、集団はよく働くものが2割、普通に働くものが6割、働かないものが2割りと言われている。やはり、働かない2割の部分は無駄であるが組織が動くために必要なのではないか。
無駄な時間、省きたいけど省けない何かもどかしく感じる。
今日も良い1日を!